元彼に送るLINEに、つい付け足したくなる、こんな一言。
「迷惑なら言ってください。もうLINEしません。」
「嫌なら、言ってくれていいから。」
一見、相手のことを考えているようで…
実はこれらのメッセージは、とても自分勝手。
なぜだかわかりますか?
相手にNOと言わせるのは負担をかけること
「迷惑なら言ってください。」
と言われて、バカ正直に
「はい!迷惑です!」
と言える人は、普通はいません。
本当は迷惑だと思っていたとしても、直接そうとは言わないのが、常識的な大人です。
あなたがもし、あなたに思いを寄せる男性から
「僕のこと嫌いですか!?」
と詰め寄られたら、面と向かって
「はい、嫌いです。もう連絡しないでください。」
とは、なかなか言えないでしょう。
「いや、そういうわけではないんだけど…」
と、言葉を濁してしまうはずです。
自分の不安を解消したくて言っていないか?
女性は恋愛中に不安になると、その不安を彼氏に解消してもらおうとして、わざわざ”否定して欲しい質問”をする傾向があります。
「迷惑だったら言ってください。」
という言葉の裏側にあるのは、
「迷惑なんかじゃないよ。また連絡してきて。」
と言われて安心したい気持ち。
彼に嫌われていないと、確認したい気持ちです。
そもそもあなたは、こんな聞き方をされたら誰だって「そんなことないよ。」と答えるだろうことを、無意識に知っています。
そして、彼が自分を肯定してくれることを、どこかで期待しています。
でも、この質問は彼の心に大きな負担をかけるもの。
相手を気遣っているように見えて、実は正反対。
あなたが安心するために、彼を犠牲にしています。
付き合っている彼女が相手なら、まだ彼も優しさや忍耐を見せてくれるかもしれませんが…
今のあなたは、別れた元カノ。
NOと言って欲しい質問をし続ければ、ただ重く面倒なだけです。
いちいち「そんなことないよ。」と返信するのも苦痛なので、いずれあなたからのLINEを既読スルーしたり、最悪ブロックされる可能性もあります。
復縁の障害は、あなた自身
復縁で最も大きな障害となりやすいのは、この
“彼を気遣っているようで、実は自分のことしか考えていない”
という心理状態。
別れた原因や彼の気持ちを考えず、ひたすらに復縁を迫る態度は、まさにこれです。
あなたの言葉と行動は、自分が楽になるためのものか?
彼が喜んでくれるものか?
感情にまかせて動く前に、それをよく考えるようにしてください。