別れの理由で多いのが、「仕事が忙しくてかまってあげられない」「今は恋愛より仕事に集中したい」というもの。
振られる側からすると、「嫌いになって別れるのでないのなら、仕事が落ち着けばまだ付き合えるかもしれないよね…?」と淡い期待も残ってしまいます。
でも、本当にそうでしょうか?
男性が別れを考える理由
付き合っている相手との別れを考える一番の原因は、愛情が冷めてしまったから。
そして男性の愛情が冷める原因は、他に好きな女性ができたか、あなたに嫌な点があるかの、ほぼ二択。
「でも、仕事が忙しくて恋人に会う時間がないってこともあるでしょう?」
と思う人もいるかもしれません。でも、男性は本気で愛した女性であれば、どんなに忙しくても時間を作って会おうとするもの。
仕事が忙しいから会わない、ではなく、仕事が忙しいからこそ、愛する女性に癒やされたいと思うものです。
「嫌いになったわけじゃない」には裏がある
別れ話は振るほうにとっても嫌なものです。できれば円満に済ませたい。だから、ほとんどの人は別れたいと思った本当の理由を言いません。
「お前を嫌いになったわけじゃない」
「他に好きな女性がいるわけではない」
こうした言葉で、できるだけ穏便に別れ話を終わらせようとするのが普通です。あなただって、自分が別れを切り出す側になったとしたら、同じようにするのではないでしょうか。
自分の愛情が冷めた。
他に好きな人がいる。
これらはどちらも、相手に直接伝えるには心苦しい事実です。だから、お前は悪くない、悪いのは自分、という言い方をします。そのほうが罪悪感が少なく、あなたを傷付けることもないからです。
「嫌いになったわけじゃない」という言葉には、ほとんどの場合、裏があります。
嫌いになったわけじゃない=まだあなたを好き、とは限りません。そもそも、好きなら「好き」と言いますし、あなたと別れる必要もありません。
オブラートに包んだ言い方をするのは、その裏に、あなたに言いにくいことがあるからだということを理解しましょう。
自分に都合の良い言葉だけを信じて別れの理由を取り違えると、復縁のチャンスはどんどん遠のいてしまいます。