SNSで、男女の違いを表したこんな言葉が話題になっています。
女性にとって会話は心のやりとりだが、
男性にとって会話は情報のやりとり。
女性は考えがまとまらないから話し、
男性は考えがまとまったら話す。
女性はすべて聞きたいと思うが、
男性はすべて話す必要はないと思う。
女性は悩みを聞いて欲しいだけなのに、
男性は悩みを解決しようとする。
女性は言わなくてもわかって欲しいのに、
男性は何も言わなければ大丈夫だと思う。
だからいつまでも男女はすれ違う。
男女の恋愛や考え方に対する違いを、まさに端的に表現した言葉です。
これを別れ話に当てはめて考えてみると、注目すべきはこの部分。
女性は考えがまとまらないから話し、
男性は考えがまとまったら話す。
女性はすべて聞きたいと思うが、
男性はすべて話す必要はないと思う。
彼があなたに別れ話をしてきた時、あなたはどうしましたか?
おそらく、彼の心を知りたいと、慌てて話し合いを求めたのではないでしょうか。
話し合って、お互いの気持ちを理解し合えば、まだ別れを止められる。
とにかく納得できるまで、とことん話し合えばまだ大丈夫…
と、そう考えたのではないでしょうか。
でも、それは女性の考え方。
彼はあなたとは、まったく違う考え方をしています。
男性と女性は、別れに至る考え方が違う
あなたは、彼から別れたいと言われた時、彼の気持ちをすべて聞き、あなたの考えもすべて伝えて、2人でこの問題を乗り越えなければ、と考えたはずです。
あなたにとっては、別れ話は「ついさっき」発生した問題であり、「今から」「2人で」解決すべき問題。
では、彼はどう考えているのか…?
彼にとって、別れ話は「ずっと前から」考えていた問題で、「1人」でとことん考えて「すでに結論が出た」ことです。
よく考えたすえ、別れるべきだという結論が出たので、それをあなたに伝えたのです。
別れるべきだという結論が出たから、話を切り出した
あなたに別れ話を切り出した時点で、彼の中では、すでに別れる・別れないという議論は終わっています。
だから、今さら彼に話し合いを持ちかけたり、一緒に頑張ろうと言ったところで、それはあなたの一方的な要求になってしまい、あなたが望むような、2人で解決するという結果にはなりません。
彼とやり直そうと思って話し合いを求めれば求めるほど、彼にとっては「もう終わった話を蒸し返す面倒な女」になってしまい、別れを止めるつもりが、かえって彼の心を離れさせることにもなりかねないのです。
別れたくないと言っても意味がない。
話し合いをしようとすれば嫌われる。
でも、どうしても彼とは別れたくない。
ならば、いったいどうするのが正解なのでしょうか?
彼と復縁につなげるための別れ方
復縁につなげるための別れ方は、別れを潔く受け入れることです。
彼にすがらないことです。
実行するのは、とても勇気のいることでしょう。
でも、あなたが別れたくないと彼にすがっても、彼は苦しむだけ。
あまりしつこく復縁を迫れば、あなたを面倒に思い、嫌悪感を募らせ、一刻も早く縁を切りたいと思わせることにもなります。
別れたいという彼の気持ちを尊重し、悲しいけれども受け入れる。
たとえ涙を流したとしても、ありがとう、幸せだったと、彼を見送る。
意外で健気なあなたの姿に、彼は後ろ髪を引かれ、あなたと別れることの寂しさを感じます。
この寂しさは、「あいつ、どうしてるかな」「本当に別れてよかったのかな」という思いにつながり…
あなたと彼との復縁の可能性をつなぐ糸になります。
もしあなたがパニックに陥って、絶対に別れたくないと騒いだり暴れたりしたら、彼の心にこんな寂しさは生まれません。
むしろ「あんな女とは別れて正解だった」と、別れを正当化することになってしまいます。
別れたくないからこそ、別れを受け入れる。
そういう選択もあることを知りましょう。