予期しない別れ話を彼から切り出された時、多くの女性はとっさに「どうして?別れたくない!」とすがってしまいます。

これはごく自然な感情であり、反応ですから、しかたありません。

「絶対に別れたくない」という自分の気持ちだけで心と頭がいっぱいで、彼の気持ちを考える余裕なんてないでしょう。

 

でも、彼との復縁を視野に入れるなら…

彼に感情をぶつけるような行動は、避けたほうが賢明です。

 

「どうして別れるなんて言うの!」という怒りや悲しみの感情はもちろんですが、「私はまだあんたが好き」という恋愛感情も、過度には伝えないほうが良いでしょう。

なぜ、自分の感情を伝えてはいけないのか?

それは、今回の別れを、あなたではなく元彼の視点で見てみると、よくわかるのです。

別れ話を元彼の視点で考えてみる

あなたに「別れたくない!」「絶対に嫌!」「どうしてそんなこと言うの?」と感情的に詰め寄られた時、彼はいったいどう感じているでしょうか?

 

あなたと彼の別れを、彼からの視点で考えてみましょう。

自分ではなく、元彼が何を求めているかを知ることは、復縁を成功させるために、とても大切なことです。

早く別れたい元彼、別れ話を長引かせたいあなた

別れたくないと、あなたが彼にすがればすがるほど、彼はあなたに対する罪悪感を覚えます。

そもそも、別れ話を切り出すというのは、彼にとっても相当気が重いこと。

あなたが悲しむこと、傷付くこと、あるいは怒るかもしれないだろうことが、容易に想像がつくからです。

 

女の涙は武器であるというのは本当で、男性にとって、目の前で女性に泣かれるということは、心理的にかなりの負担がかかります。

でも、それを乗り越えてでも別れたいという強い意志を持って、彼は別れ話を切り出しました。

できれば穏便に、円満に事を済ませて、早く自由になりたいというのが彼の本音です。

彼の立場からすれば、別れ話=面倒事で、長引かせたくないものなのですから。

 

一方あなたにとって、別れ話は、ここで終わらせてはならないもの。

はいそうですかと別れを受け入れてしまえば、本当に彼を失ってしまう。

だから、彼にすがったり、話し合いを求めたりして、なんとか別れ話が決着するのを阻止しようとします。

 

…この時点で、2人の気持ちが、まったく逆方向であることがわかるでしょうか。

一刻も早く別れたい彼と、なんとしても別れを延期したいあなた。

 

恋愛は、2人の気持ちが一致して初めて成り立つもの。

どちらかが違う方向を向いてしまえば、もう恋愛は成立しません。

 

あなたが別れ話を長引かせたところで、彼にとっては面倒が増えるだけ。

最初のうちは、あなたへの同情から優しく振る舞ってもくれるかもしれませんが、それが愛情に変わるということはありません。

長引くほどに、あなたは彼にとって厄介な存在になり、あなたという女性の価値はどんどん下がってしまいます。

別れ際の印象が、元彼にとってのあなたの価値を左右する

別れ際に、「絶対に別れたくない!」と髪を振り乱して迫ってくる女性を、彼はどう思うでしょう。

愛しいとは思わず、「怖い」「面倒くさい」と思うはずです。

そして、「こんな女とは、早く別れてしまいたい」、とも。

 

論理的な思考を是とする男性にとって、女性の感情的な行動は理解ができません。

扱い方がわからず、関わるのは嫌だという気持ちにさせられます。

ようやく別れることができたら、もう一度連絡してみようなんて気はもう起こらないでしょう。

 

では、目に涙を浮かべながらも、気丈に笑顔を見せて別れを受け入れる女性だったら…?

希望通りに別れたあとも、「これで良かったのかな?」「いい彼女だったな…」と、後ろ髪を引かれるでしょう。

ふとした時に、ちょっと彼女に連絡でもしてみようか、と思うかもしれません。

この違いは、復縁に大きく影響します。

元彼にとっての、あなたという女性の価値が変わるのですから。

復縁に必要なのは、元彼の気持ちを理解すること

2人の女性の違いは、自分の気持ちだけで行動しているか、彼の気持ちを尊重して行動しているか。

これは復縁に限らず、恋愛をうまく運ぶためにも大切なことです。

「どうして私ばっかりが頑張るの」「どうして私の気持ちをわかってくれないの」、と思ってしまうようなら、まだまだ覚悟も自覚も足りません。

 

あなたが彼と復縁したいと思うのなら、あなたが頑張らなければ。

別れたいと思っている彼に頑張ってもらうのは筋違い。

彼があなたの気持ちを理解してくれないのではなく、あなたが彼の気持ちをわかってあげられていないのです。

 

あなたが本当の意味で彼の気持ちを尊重できるようになれば、彼もまた、あなたを尊重してくれるようになります。

恋愛は1人ではなく、2人でするものだということを忘れないようにしましょう。