電話もメールもダメなら…実家へ行くしかない!

彼と電話でもメールでも連絡が取れなくなった私。それでも、「何とかして彼と話をしなければ」という気持ちはなくなりませんでした。

彼は実家から大学院に通っており、幸いなことに私は彼の実家の住所を知っていました。彼の代わりに通販で本を購入したことがあったからです。

パソコンの購入履歴から彼の住所を確認した私は、「もう直接、実家へ行くしかない!」と、決心を固めたのでした。

彼の家族もいる実家に押しかけるなんて行動は、ストーカーと呼ばれてもおかしくありません…。でも、完全に冷静さを失っていた当時の私は、自分がストーカーだなどとは思いもしませんでした。

とにかく彼に会わなければいけない。それだけで頭がいっぱいでした。

彼の実家へ行くも…

半ば普通ではない精神状態のまま、電車を1時間ほど乗り継いで、いざ住所を頼りに彼の実家へ。

そしてついに、住宅街の中に彼の実家を見つけます。見覚えのある苗字の表札を見た瞬間、ドキリとしました。

ですが、結論からいくと、この日彼と会うことはできませんでした。

一度だけ、震える手でチャイムを押しましたが、彼の実家はみんな留守にしていたようで、誰もいなかったのです。

今振り返れば、これが私の復縁生命を救ってくれました。もしここで彼の家族や彼本人に会ってしまっていたら、おそらく私の復縁はありえなかったでしょう。

彼の家族に会っていれば、彼に気まずい思いをさせ、私への嫌悪感を強くするだけ。彼本人だけに会えたとしても、ストーカーまがいに執拗に彼を追いかける私を気味悪く思うだけに違いないのです。

もしあのまま突き進んでいたとしたら、私を待っていたのは復縁の可能性ではなく、今度こそ完全に彼に拒否され嫌われるという、絶望的な結果だったろうと思います。

彼への気持ちを”冷凍保存”し、沈黙へ

彼の実家から戻って来た私は、会えなかったことに落胆するような、でも会えなくて良かったような、複雑な気持ちでいました。

もしあそこで、彼の家族が出てきたら、いったい何と説明するつもりだったのか?今さらながら、ほんの少しだけ冷静になった私は、急にすごくいけないことをしてしまったような気分になっていました。

ですが、実際に行動を起こしたことで少しあきらめもつき、もうしばらく彼へのコンタクトは止めようと思いました。

彼と復縁したい、やり直したいという気持ちがなくなったわけではありません。

彼との接触を絶たれ、お腹をすかせたままおあずけにされているような状態です。復縁したいという気持ちは、むしろ募るばかりでした。

でも、彼と連絡が取れない以上、1人でジタバタしていても自分が壊れていくだけのようで、彼への気持ちを”冷凍保存”して、時間が経つのを待ってみようという気になっていました。