「逆・体験談」は、管理人が”復縁を迫られた側”としての経験を書いている経験談です。

別れた恋人からやり直したいと言われてどのように感じたか、どんな行動に困り、どんな行動なら受け入れられたのか、を綴りました。

自分の行動が、元彼にはどのように思われるのか?を考えるヒントにしていただければと思います。

仕事から帰宅すると、自宅前に人影が

お付き合いしていた彼氏に自分で別れを切り出してからしばらくのことです。

一時期、着信履歴とメールボックスを埋め尽くす勢いだった電話とメールが収まった頃のことでした。

ある夜、仕事から帰宅すると、自宅のドアの前にうずくまっている人影。当時住んでいたそのアパートは廊下に明かりがなかったため、誰なのかハッキリとは見えません。

恐る恐る近づくと、それは膝の間に顔を突っ伏せるような姿勢でドアの前に座り込んでいる元彼でした。

私に気付くと、憔悴しきった様子で立ち上がり、「ごめん」と。

大好きだった彼が、自分を脅かす存在に感じられた

ドアの前にうずくまっていたのが元彼だと気付いた時、最初にわきあがったのは「怖い」という感情でした。

終電で帰宅したので、すでに深夜。いったい、いつから待っていたのか…?

あんなに大好きだったはずの人が、今は自分を脅かす存在のように感じられました。

彼は泣きながら、どうしていいかわからず来てしまった、もう一度やり直したいと訴えてきます。

冷たいようですが、こんなにも心の弱い、脆い人なのかと落胆する反面、自分のせいで彼がこんな状態になってしまったと思うと無下にもできず。

でも、どんなに泣かれても、彼が一番望むことには応えてあげられません。ただただ、泣く彼をなだめるしかありませんでした。

正直に言うと、どうしたら落ち着いて帰ってくれるのか、とばかり考えていました。普通ではない様子の彼にうっすらと恐怖を感じていたこと、もう12時を回っていること、明日も早くから仕事があること…

申し訳ないことですが、自分の生活を守ることにばかり気が行っていました。

とはいえ今すぐ帰ってくれとも言えず、結局彼が泣き止むまで2時間ほどを自宅のドアの前で過ごしたでしょうか。今すぐに復縁する気はないが、時々連絡を取ることはかまわないということに私が了承し、ようやく彼は帰って行きました。

”普通ではない”相手には恐怖を感じてしまう

この出来事で私が元恋人に感じたのは、付き合っていた頃には感じたことのない「恐怖」でした。

冷静さを失いパニック状態になっている”普通ではない”相手に抱くのは、恐怖・迷惑・困惑・嫌悪・戸惑い…どう転んだって、ネガティブな感情だけです。

また、かつては好きだった人の尋常ではない様子を見るのには辛いものがあります。もともと別れを切り出したほうには罪悪感がありますが、それがさらに突き付けられるような感じがしました。

でも、これらのネガティブな感情が、やっぱりもう一度やり直そう、と思わせる要素になることはまずありません。かえって、「早く離れたい、早く忘れて欲しい」と思うだけです。

もしあなたが思い詰めて、彼との直談判のために自宅へ行ってしまおうと思っているなら、それは止めてください。

彼との関係に区切りを付けるためであればかまいませんが、彼と復縁したい、やり直したいと思うのなら、何ひとつメリットはありません。

彼に会いに行くのなら、彼を目の前にしても冷静でいられ、笑って明るく振る舞えると確信できた時であるべきです。